「自分自身を癒し、自分と向き合うための時間」として、アーティスト・デートを始めました。
そのとき感じたことと、半年後に思うことを、ここに記していきます。
2週目のアーティスト・デートは“おうち”へ
アーティスト・デートを始めて2週目。 今回は、外へ出かけるのではなく、 自宅で過ごす“おうちデート” になりました。
12週のデートを振り返るこのシリーズの中でも、 ひときわ静かで、内側に向かう時間だったと思います。
出かけてないじゃん!
「アーティスト・デート2週目。行き先は……自宅です。」
出かけてないじゃん!
そう思われても仕方ありません。 けれど、この頃の私は、外へ出るよりも 部屋の散らかりのほうが気になって仕方がなかった のです。
「部屋でゆっくりくつろぎたい」 そう思うようになった瞬間、 見て見ぬふりをしていた散らかりが急に気になり始めました。
「自分がくつろぎたい空間は、これじゃない」
そう気づいたとき、 私の“片づけ祭り”が静かに幕を開けました。
片づけ祭り、開幕!
そんなとき、本棚からひょっこり出てきたのが、 近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』でした。
本書では、片づける順番が決まっています。
- 衣類
- 本類
- 書類
- 小物類
- 思い出品
まずは衣類を集めてみたのですが——
……むっちゃある!
三連休を使って片づけを始めたものの、 もちろん三日で終わるはずもなく、 書類や小物類に入る頃にはペースが落ち、 最後の思い出品では完全に手が止まりました。
結局、片づけが完了したのは ゴールデンウイーク最終日の5月6日。
それでも、片づけを終えた部屋は 以前よりずっと快適で、 「やってよかった」と心から思いました。
スペースを空けると、新しいものが入ってくる
片づけを進める中で、不思議なことに気づきました。
モノを手放して空いたスペースには、 自然と新しいモノが収まっていく。
使わなくなったテレビ台を処分し、 古い机を解体したあと、 なぜかライティングデスクが欲しくなりました。
そして設置してみると、 まるで最初からそこに置くために空けていたかのように ぴったり収まったのです。
必要なモノを迎え入れるためには、 まずスペースを空けること。
それは部屋だけでなく、 自分自身にも当てはまることなのかもしれません。
シンクロニシティを感じ始めた
片づけを続けていると、 次に行きたい場所や、やってみたいことが 自然と思い浮かぶようになりました。
そして、次週以降のアーティスト・デートの行き先も、 気づけば決まっていたのです。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』では、 こうした出来事を 「シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)」 と呼んでいます。
偶然かもしれない。 でも、必要な本が出てきたり、 次の行き先が自然と決まったりすると、 どこか“流れ”のようなものを感じました。
今回の片づけ祭りは、 ただの掃除ではありませんでした。
部屋にも、心にも、 少しだけ余白が生まれた のです。
“片づけ”は自分と向き合う時間だった
片づけを終えて感じたのは、 『人生がときめく片づけの魔法』の順番には ちゃんと意味があったということです。
衣類や本類は比較的スムーズでも、 書類、小物、思い出品へ進むにつれて 判断はどんどん難しくなっていきます。
特に思い出品と向き合う時間は、 自分が何を大切にしてきたのかを 静かに振り返る時間でもありました。
振り返ってみると、 この片づけ祭りは“掃除”ではなく、 自分自身と向き合う作業 だったのだと思います。
今回のおうちデートは、 自分らしさを取り戻すための 大切な時間になりました。


